2006.1.4
  山こじ通信vol.10
  棒ノ折山969m
 


      名栗湖畔にて三蔵と山こじ (寒そう〜)

 新年が明けて早速の山行きである。   
今年もどうやら珍道中を繰り広げそうな2人だがお付き合いください。

 見てやってください、読んでやってください、
    山こじ通信  今年もよろしく!!


 <出発〜棒ノ折山>
 正月休みもすでに終わった人もいる1月4日。 まだ休みの山こじは三蔵の正月休みを待っ
ていた。  サービス業の三蔵は、年内は31日まで年明けは2日からという、元旦だけの正月
だったらしい。 
 三蔵の強い希望で 雪が無い、手軽に行ける、景色が良い」  
                              という3拍子揃ったところ・・・・・・。
 それじゃあ、棒ノ折山だ!  
 山こじはかつて、自転車で湯基入林道から岩茸石〜ゴンジリ峠〜棒ノ折〜奥茶屋〜川井〜
青梅と担ぎ上げサイクリング?をやったことがある。

                (だって乗れる所が全然なかったんだも〜ん!)

 そんな25年以上も前の記憶を頼りに2006年の登り初めは決まった。

 先ずは、集合場所の名栗湖畔へと向かう。  仕事納めの頃は朝の6時20分(山こじが車の
エンジンをかける時間)には薄明るくなっていたのだが、年が明けてからはまだ真っ暗だ。  
自宅〜飯能〜名栗県道と進み6時50分頃、名栗湖に到着。
 三蔵はすでに到着していて朝飯の最中だった。  早速、ダムサイトへと移動し準備を整え
る。  さすがに−5℃は寒い!!  ちょっと服装に迷うが、いままでの経験上歩きだせば暑く
なるので長袖Tシャツ+フリース+ヤッケと薄着にすることにした。
でも今回は100円ショップで手に入れたネックウォーマーも付けてみた。

湖畔沿いの舗装路は凍結していて、滑りやすい、新年の最初から転ぶなんて嫌なので、お互
いに慎重に歩き出す。  途中、崩落の危険がある箇所を速やか?に通過する。
                               (だってそうしろと書いてあるのだ)
やがて白谷沢登山口に到着。

登山口にて、もう体は温まった

 ガイドブックには緩やかな山道とあるが、正月の酒漬けの山こじはもう汗を掻き始めた。  
温度調節をするためにファスナーを開ける、結局はTシャツ1枚と変らないくらいだ。  三蔵
ジャンパーを着ているが暑くないのか?  と思っていたら手袋の中まで汗を掻いたらしい。  
ほんとに着る物は難しい。


はっきり言って着過ぎ!

 程なく、滝が現れる。  まずは藤懸の滝だ。


藤懸の滝
    飛沫が氷結している

 ここから渡渉して沢沿いに歩きだす。


石の上に薄く雪が乗っていて滑りやすい
             注意、注意!

  
          牢門にて                    天狗の滝にて

 ここからはちょっとした鎖場があり少し楽しめた。

  
          注意1秒、毛が一生?・・・・ とは限らない!




林道大名栗線を横切る

 この後、白孔雀の滝をすぎると林道にいったん出る。  何年も掛かって開通させた林道
で、山こじも昔から知ってはいたが走ったことはない。  名栗湖畔から秩父湖の方へ向か
い、峠の手前で左に曲がり名栗湖を囲む山々の稜線に近い所を縫って、湯基まで続く。


うっすらと雪のある登山道

 ここからの道は余計なお世話と言いたいくらいに丸太の階段があり、歩きづらい。
フ〜フ〜いいながら登りつめると水平に左に曲がり、岩茸石に到着。

  
    どこから名がついたか岩茸石             ゴンジリ峠の手前の丸太階段足がつらい!

 岩茸石〜ゴンジリ峠と過ぎ、棒ノ折山とまったくおせっかいな丸太階段が続く。
関東ふれあいの道として整備されたのだろうが、転んだときなど丸太のコバが怖い。
 それから程なく頂上に到着。  (9:40)

 
                   頂上は2〜3センチ位の雪だった

  
誰が置いたか雪だるま  俺が置いたよ琥珀の瓶

 時間は早いがサ〜昼飯だ。      と山こじは・・・・・・


おめで登山のつまみ!

<棒ノ折山〜名栗湖>
 山での酒は温まると思っていたら、さすがに日本酒では寒い。
かと言って、ホットウィスキーを飲んだがなかなか温まらない。
 今度行く予定の筑波山など景色を楽しむが、じっとしていられないので早々に下山とする。 
 下りの丸太の階段で三蔵も山こじもスッテンコロリンとやらかしてしまった。
さんざん注意はしていたのだが・・・・だから丸太階段は危ない!
お互い怪我がないのでよかったが、新年早々あぶなかった。
 先ほどの鎖場もガレ場も注意して歩き無事に車に到着 (12:10)
約5時間ほどの山歩きだったが、今年の登り初めとする。

TOPBACK