2005.8.16
  山こじ通信vol.4
   ふたたび三頭山1531m
 


都民の森駐車場にて三蔵師匠を囲む弟子2人
                    (さすが師匠はピカイチだ〜)
   奥多摩三山のひとつ三頭山へ弟子2号こと、ようへい君の登山デビュー

         山こじはお誕生日登山だ!



 <都民の森〜三頭山>
 今回は三蔵の仕事関係の知り合いのようへい君が登山に興味を持ったらしく、新人でも無
理の少ない山という事で、前回リタイアしている三頭山にしてみた。
 我が家から都民の森まではいつもと同じように順調に到着。  三蔵たちはまだ着いていな
いのでしばらく待つはめになった。
 都民の森はいろいろな人が集う憩いの場所なので、駐車場の開門前というのに山こじの他
にも4〜5台の車が待っていた。
 周遊道路の途中で抜いた自転車2台と伴走車も同じく駐車場へゴールしてきた。
彼らは50〜60歳位の人達で結構いい年して頑張っているなと山こじも昔を思い出した。
 そうこうして、やっと三蔵たちがやって来た。  ようへい君を紹介され準備を始めると・・・・

あめ〜! (やっぱり・・・・)

山こじが何をしたというんじゃあ!

 三蔵の冷たい視線を浴びながら、合羽を着込むことにする。  ようへい君もさすがに合羽は
持ってきていたので着るように指導する。  (えっへん!)
 三蔵は合羽を着ないというので、さあ出発だ。 (よくよく考えたらすでに・・・・かっぱ?)
 はじめは舗装路をゆっくり歩きはじめ、体を慣らしてゆく。
やがて階段状の道になり、鞘口峠へ着く。  前回、雪で登れなかった稜線の道を今回は選ん
で登ってみた。   さすがに登山道らしく道も狭い所があったり、岩が邪魔して乗り越えたりと
ハイキング道とはチト違う。  ピッチを上げガンガン登って、ふと振り返ると後ろにはようへい
がいるだけで三蔵がいない。  2人でしばらく待っていると、やっと三蔵が追いついてきた。
 
 三蔵は昨日飲み会だったらしく二日酔いで調子が出ないらしい。
山こじ、酔っ払いは放っておいてようへい君と再びガンガン登る。

   新人なんかにゃ負けられネー!・・・・・でも山こじもまだ4回目の山行き)

 やがて、ろくな景色しかみえない展望台をすぎ東峰に到着。 (10:15)




東峰にて

 雨で展望は無いが弟子2人の目には
       ハチマキの太陽が・・・・?!

 東峰は記念撮影をしただけで、すぐに出発。  寒くてやりきれないからだ。
そしてすぐに中央峰に到着。



雨の三頭山中央峰

   我々3人以外だ〜れもいない

 ここでも写真だけ撮り、さあ昼飯だ〜と避難小屋へと向かう。

 <師匠のお昼ご飯>

 三蔵  「山はガツガツ登るだけじゃなくて、楽しまなけりゃ!  
                     今日の昼飯は俺にまかせておけ! 」
   
 という訳で、三蔵料理長が用意してきた食材は・・・・・
  ベーコン、卵 、バター、サイコロステーキ用の牛肉、ジャガイモ(メークイーン)
 たまねぎ、マッシュルーム・・・・
 
 ♪♪三蔵レシピ♪♪今回はビーフシチュウ♪♪   by三蔵

 ったく、師匠作る人、私たち食べるひと!と決め込んでいるようだ。
 腹の虫がうるさい弟子たちを静かにする為に先ずは、ベーコンエッグを作りおとなしくさせ
る。
 バターでサイコロステーキ用の牛肉を軽く炒め(山こじが炒めた)、次に大きめに切ったジャ
ガイモ・タマネギ・マッシュルーム湯どうしする。 
 しかし弟子たちは「人参が嫌いだ」と言うので今回は見送ったが、もちろん入れたほうがおい
しい。  
 次に水を入れ(山こじが背負ってきた)、アクを取りながら(山こじが取った)、煮込む。 ジャ
ガイモが軟らかくなったらルーとバターを入れ、仕上げに生クリームを入れれば完成である。
 ポイントはバターである。たっぷり入れること! 



三蔵特製びーふしちゅう (ぱちぱち)
 
  写真を撮り忘れ飢えた弟子たちが食べたあと・・・この後完食 

えっへん  by三蔵     



ひたすら食っているだけのようへい  味はわかっているのか?


                                                        
山こじも食べるのに忙しい!   
  


どんなもんだい!!  と得意満面の三蔵

 そういえばシチュウを煮込んでいる時に、地震がおきた。  三蔵はシチュウを守るために必
死だったが山こじ中高年グループと話をしている最中で、揺れているのは分かっていたがさ
ほど気にも留めなかった。 でも中高年の人達は物怖じしないと言うか鈍感(失礼)なのか、言
われなければ気づかない。


         食事風景



結構広い避難小屋で快適!
 
 <避難小屋〜駐車場>   
 お腹もいっぱいになり、ゆっくりくつろいだ後、下山にかかる。
下りの道は多少、石があったりして歩きにくい所もあったが自然豊かな奥多摩という感じだ。 
下から登ってきた人はバードウォッチングなのか双眼鏡やカメラをぶら下げている。 
 と、どう言う理由か、三蔵が走り出す。 
 本人曰く、「酒が抜けて調子が出てきた」らしいが、山道でむやみに走るなんてケガのもと。 
 (ったくこれでも師匠か?)
 山こじは例のごとく、膝が痛み出してきた。  まったく情けない、本気で足をきたえなけれ
ば。  1時間ほど歩くと、大きな休憩場があり三頭大滝に到着。

 

  アホな我々はつり橋で記念写真は撮ったが肝心の滝は・・・・・?
 



ようへいと山こじ
  たった4回の山行きで
  この貫禄!

 
   三蔵と山こじ・・・・・・・後ろにちょっとだけ滝が!
 
 滝見物のあとはチップの敷き詰められた道を歩き森林館の横を通り駐車場に到着。
帰り道の途中にある数馬の湯へ寄り、汗を流してから解散となった。
 今回も膝痛を起こしてしまった、・・・真剣に改善策を考えねば・・・・

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