第七日目(8月19日 晴れ)


 長かったようで、あっという間の旅だった。 
いよいよ今日は、家に帰る日だ。
昨夜眠れなかったのがシンドイが、旅の締めくくりだと思って気合を入れて出発した。
5:30佐伯さんと別れ、一路甲府へと向かった。 甲府着6:00。
途中でパンを買い朝飯を済ませ、ゆっくり休憩を摂り御坂町着7:00。
御坂小学校付近で4人組のサイクリストと出会い、一緒に走ることになった。
 往く手に控える、御坂峠を上るか、御坂トンネルを通って楽をするかと悩んだが、彼らはトン
ネルを選ぶというので、山こじも楽な方を選んでしまった。 体調も悪かったから・・・。
   (この御坂トンネルは今まで走ったトンネルの中での最長のトンネルで、
                   2000m以上あったと思う。 はっきり言って怖かった。)
御坂トンネルを抜け河口湖には11:00着。 富士吉田11:30着。
 富士吉田を出てから、気が緩んだのか睡魔に襲われ、気が付くと道の真ん中を走っていた
りして、かなりヤバイ状態になってしまった。 昼飯がてら、食堂に入り休憩をとった。
食事も摂り」休憩も出来たし出発! 大月には0:30着。
 But!! 体力の限界か、とうとう猿橋を過ぎた辺りで、道端に座り込んでしまった。
やっぱり、長旅の疲れと最終日だという気の緩み、一番効いたのが睡眠不足だと思う。
 ボケ〜と無気力状態でいると、目の前をサイクリスト達が走り抜けたので、それっとばかり
に自転車に跨り、彼らに引っ張ってもらった。
走るにつれ、睡魔が去ったのか調子が戻ってきて、今度は逆に彼らを引っ張って相模湖まで
ノンストップで走った。 最後の峠の大垂水峠を越え、彼らと別れた。
八王子着けば、この旅も終わったのと同じだ。 
無事故を心がけ慎重に走り、3:00に八王子着。 
自宅には、4:30に到着して旅は終わった。
本日の走行 147.9q

会計
 8/13
 8/14
 8/15 
 8/16
コーヒ牛乳   135 コーヒー   100 コーラ    135 ジュース   100
コーラ×4   360 コーラ   100 カレーライス   300 ジュース   100
コーラ   120 冷しそば   300 チャーハン   330 ジュース   170
冷し中華   300 アイス   400 ジュース×2   200 ソーセージ×2
ジュース
ビスケット
  390
コーラ   80 玉子丼   350 飴    200
玉子丼   350 コーヒー   100 コーヒー   135
ジュース   180 コーラ   100 ジュース   110 旅館代 3000
ファンタ   180 土産   750
カップ麺   120 切手   200
缶詰   130 民宿代
3300
合 計 1525 合 計 1880 合 計 5660 合 計 3760

 8/17
8/18   
8/19   
山菜うどん   350 玉子丼
  350
コーラ   80
カレーライス   400 アイス
  100
玉子丼
  350
ロッジ代  1600 パン   330 コーラ   80
ファンタ   150 パン
  400
  135
ところてん   100
ラーメン   250
ライス   150
合 計 2350 合 計 1565 合 計   910

総額 17650円    1日当り 2521円


振り返って・・・
 29年前(古っ!)を振り返って思い出すと、よくもまあこんな食事で体力が続いたな〜と思い
ます。 あらためて物価の違いや、その当時からハマッていた玉子丼、ルート決定の仕方のい
い加減さが笑えます。 
 土建業界に就職して初めてのお盆休みなのに、高校時代と同じようにツーリングに行けてし
まう体力(行ってしまう体力バカ?)、仕事では毎日が覚える事の連続で神経的にも参ってい
た筈なのに・・・それ以上に突き動かす情熱があったみたいです。
やっぱり、若さですかね〜。
 この当時の釜トンネルは、今では改修工事が行われて新しくなったみたいですね。
今度、上高地に行く時の楽しみです。 
神坂峠は確か舗装されてしまっているとか、清内路峠は地図では×のマークがついているけ
ど通行止めになってしまったのでしょうか?
機会があったらもう一度辿ってみたいものです。
 妻籠で出会った女子高生も今は40代半ば・・・どんなお母さんになっていることでしょうか?
江戸情緒の宿場町のたたずまいは健在でしょうか?  旅で出会った人達は今も何か熱中で
きるものを持っているでしょうか?
山こじは、この先も青春を追いかけて"、過ぎ去った青春"というフレーズだけは使いたくないで
す。 
現在の体内年齢(体重計にでる。原理は知らない!)の28歳です。 実年齢より20歳は若
い! 
この状態をあと何年維持できるかが今後の目標です。

 人は経験を重ねた分だけ歳をとり、
                 思い出が増える。
思い出を振り返るだけではなく、
また新しい経験を積み重ねて思い出のページ
を増やしていきたい。



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